決して無視はできないこと
聴覚の健康は、実際に無視すべきではない事柄の一つです。米国国立公衆衛生院の調査によれば60歳以上の人々の5人に1人が聞こえの悩みを持っており、その数は350万人にも達します。年齢や性別、環境や暮らし方を問わず難聴は起こり得ますが、大半の人々は聞こえについては無関心です。
しかしながら聞こえは無視されるべきではありません。聞こえづらさをそのままにしておくことは生活の二つの側面に深刻な影響を与えます。一つは、自身の聴力が低下しているということです。聴力の低下によって会話についていくことが難しくなり、必要な情報を逃してしまうことがあります。このようなことからよりストレスを感じたり、対処が難しいと感じることが増えるかもしれません。