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ユーザーの意図を感知する新たな"じぶんセンサー"(4Dセンサー)が、オーティコン インテントの一人一人に個別化された聞こえを支える

オーティコン インテントでは、業界をリードするモアサウンドテクノロジーが更なる進化を遂げています。進化したモアサウンドインテリジェンス3.0は、世界初*の”じぶんセンサー”(4Dセンサー)と新しい人工知能「ディープニューラルネットワーク2.0(DNN2.0)」により、その時々で変化する音響環境とユーザーの意図に基づいて一人一人に個別化された聞こえのサポートを提供します。

これに加えて、インテントで進化したモアサウンドアンプリファイア3.0と、先進的な信号処理を実現する新たな補聴器専用「シリウスプラットフォーム」の採用によって、脳から聞こえを考えるブレインヒアリングテクノロジーを次なる高みへと引き上げます。

* 世界初(じぶんセンサー)は2024.2月末時点です。(自社調べ)

  • “じぶんセンサー”(4Dセンサー)が
    ユーザーの“聞きたい”ことを感知して必要な音を届ける

    脳から聞こえを考える新たなブレインヒアリングの研究*によって、人々のコミュニケーション行動は、頭や体の動きを通して、その人の聴取(聞き取り)へのニーズや意図を示唆していることが明らかになりました。

    世界初となる”じぶんセンサー”(4Dセンサーテクノロジー)**は、頭と体の動き、会話のアクティビティ、音響環境からの情報を組み合わせ、さまざまな状況に合わせた効果的なコミュニケーションをサポートします。

    オーティコン インテントに搭載されたこの先進機能により、ユーザーが単に聞こえるということだけでなく、コミュニケーションをより楽しんだり、暮らしや周囲との関わりにもっと主体的に深く参加できるように支援します。

    * Higgins et al. (2023). Head movement and its relation to hearing.
    ** 世界初(じぶんセンサー)は2024.2月末時点です。(自社調べ)

    "じぶんセンサー"(4Dセンサー)について

    次の4つのセンサーでユーザーの"したい”こと、"聞きたい"ことを検知します。

    音響環境
    ユーザーの周囲360度の音の情景の詳細を収集します。音の情景は同一の環境の中でも、また環境や状況の変化に伴っても変わります。

    頭部の動き
    ユーザーが頭をどのように動かしているかあるいは頭の動きがあるかを検知し、その動きからコミュニケーションの状況を理解します。

    身体の動き
    物理的な身体の動きに反応して、空間認識に関するサポートを増やす必要性があるかの予測を行います。

    会話活動
    会話が行われているかどうかをモニターし、その情報をシステムに伝え、会話音声を優先的に処理するように指示します。

インテントで進化したモアサウンドインテリジェンス3.0は、会話により楽についていって、ユーザーがもっと会話を楽しむことを助ける先進テクノロジーです。周囲の音の情景を包括的にスキャンしして、精密に周囲の状況を分析します。そしてユーザーの周囲の音を整理し、新たなディープニューラルネットワーク2.0(DNN2.0)を利用して環境のを創り出す音について、それぞれのコントラストを際立たせます。

新たなモアサウンドアンプリファイア3.0は、あらゆる場面で、これまで以上に明瞭でバランスの取れた音の情景の全体像をユーザーに届けます。さらに、4Dセンサーの搭載により、ユーザーの聴取ニーズにシームレスに適応し、その時々で変化する音響環境とユーザーの意図に基づいて、個別化された聞こえのサポートを提供することで、会話の理解を大幅に向上させます。

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オーティコン インテントは、より優れた音質、よりクリアな音声、より効率的なノイズ抑制を実現する新たな第2世代のディープニューラルネットワーク2.0(DNN 2.0)を搭載しました。

この先進技術は高度な人工知能モデルの一つです。学習段階では、経験を通じて学習し育っていく人の脳のように学習を繰り返し音の処理を学んでいきます。学習を完了したDNN2.0をインテントに搭載し信号処理に活用することで、インテントは、ユーザーの脳が音を理解する働きを効果的に助け、ユーザーの周囲の音環境へのアクセスを向上させます。*

  • DNN2.0は、高度かつ複雑で多彩な音サンプルによって、学習を完了済み
  • DNN2.0は、学習段階において、DNNの性能に対する要求水準を高め訓練を実施
  • DNN2.0は、原音の保存性が改善され、音声とノイズの両方の手がかりの損失軽減を実現
  • DNN2.0は、複雑な環境での不要な音の抑制をさらに向上(従来より2dB向上)

 

*Santurette et al. (2020). Oticon Whitepaper.

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新たなモアサウンドアンプリファイア3.0は、80Hz~10,000Hzまでの周波数帯域にわたり正確でバランスの取れた増幅を提供します。インテントでは、より豊かな音の情景の全体像を実現して届けることができます。また、ユーザーの音楽の聴取体験も向上します。

インテントでは複数機能が連携して機能します。モアサウンドインテリジェンス3.0は、これに続く高解像度な増幅を行うモアサウンドアンプリファイア 3.0へ、よりクリーンでクリアな音声を届けます。この音声信号は、個々のユーザーのニーズに応じ音声を適切に増幅するために必要な、独自の出発点となります。モアサウンドアンプリファイア3.0は、調整時に選択されたフィッティング理論の如何を問わず、すべての周波数帯域で意味のあるすべての音を提供することができます。

* 測定は、標準的なテスト要件に従ってイヤシミュレーターで行われました

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モアサウンドオプティマイザーは、利得を犠牲にすることなく、ハウリングの発生を予測して、これを未然に防ぎます。オーティコン独自のスペクトル・時間変調テクノロジーが、ハウリングが発生する前に「ブレーカー信号」によって、ハウリング経路を断ち切ります。これにより予期せぬ補聴器の利得の低下を防ぎ、一日を通じて最適な利得を提供できるようにします。補聴器ユーザーの活動的な日々をサポートしてより自然な音質を届けるとともに、快適性と言葉の聞き取りを向上*させることで、会話の理解の向上をサポートします。

*Juul Jensen (2019). Oticon whitepaper.

補聴器ユーザーの10人中7人以上が、日常生活の中で生じる不快な音に悩まされています*。そのため、オーティコン インテントには、補聴器ユーザーを不快な音から守ると同時に、すべての重要な音にアクセスできるようバランスを取って届けるよう設計された2つの先進機能が搭載されており、煩わしい音に邪魔されず日常生活の聞こえをサポートします。

*Gade, P., Brændgaard, M., Flocken, H., Preszcator, D., & Santurette, S. (2023). Wind & Handling Stabilizer – Evidence and user benefits. Oticon Whitepaper.

*Based on a 22% reduced mean pupil size as compared to the highest mean pupil size
**Santurette, S., Brændgaard, M., Wang, J., & Sun, K. (2023). SuddenSound Stabilizer – Evidence and user benefits. Oticon Whitepaper.

インテントで登場したシリウスプラットフォームは、補聴器専用に開発された先進プラットフォームです。その高い処理能力は、オーティコン インテントに搭載されているさまざまな先進テクノロジーを支えています。シリウスプラットフォームは未来を見据えて設計されており、オーティコン インテント補聴器における最新のアップデートをワイヤレスで行う十分な余力を備えます。