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オーティコン・アカデミーのご紹介

オーティコン補聴器は、オーディオロジー(聴覚学)が体系的に学べるコース、オーティコン・アカデミーを、聴覚分野の専門家や学生の皆様向けに開設いたしました。オンラインコースはお好きな時間、お好きな場所からご活用いただけます。
オーティコン・アカデミーには、基礎編、イーダ研究所編、応用編の3つのオンラインコースと、対面実習を通して実技を学んでいただける実技編があります。

パンフレットをダウンロード

◇ 基礎編
耳の構造と機能、dB、難聴、補聴の考え方などの、補聴器フィッティングのベースとなる知識から、補聴器の基礎、フィッティング理論や技能、製品などの補聴器に特化した講座まで、幅広く基礎的なことを学んでいただくためのコースです。

◇ イーダ研究所編
お知らせ:この度、イーダ研究所の活動が終了し、本社補聴器部門に統合されることとなりました。それに伴い、オーティコン・アカデミー イーダ研究所編が終了となります。最終受講申込期限が2024年11月29日(金)17:00となりますので、ご注意ください。
聴覚ケアにおける「パーソン・センタード・ケア(ひとを中心に据えたケア)」* アプローチの理解を深め、難聴のある方が「どのような悩みを持ち、何を解決したいと思っているのか」ということを理解した上で、専門家の方々が適切に対応できるよう必要な考え方やツールを学んでいただくためのコースです。
* デンマーク大使館主催「Designing For Health (デザイニング・フォー・ヘルス)2019」参加レポート

◇ 応用編
基礎編を通してオーディオロジーや補聴器フィッティングの基礎を学習された方、すでに基礎知識をお持ちの方向けのコースで、さらに一歩進んだ知識を学んでいただける内容になっています。

◇ 実技編
対面実習で実際の機器を使用しながら、聴力測定など補聴器フィッティングに必要なスキルを学んでいただけるコースです。

Oticon Academy

オーティコン・アカデミーは、習得していただいた知識を補聴器販売店や医療関連施設の実際の現場にてご活用いただくことを考慮して、コース内容を構成しております。補聴器のことをまだよく知らないという方の学習や、経験者のスキルアップや知識の復習にもご活用いただけるように、様々なコースをご用意しており、より高度なオーディオロジー、補聴器フィッティングの専門家を目指す方にさらに必要な知識や技能、補聴器の最新テクノロジーについて学んでいただけるプログラムを準備する予定です。

受講をお考えの方に向けて

オーティコン・アカデミーのコース開設にあたり、ご挨拶申し上げます。

皆様ご存じのように、日本においては、聴覚学を体系的に学習する機会が限られております。特に、言語聴覚士は「発声発語、嚥下、言語、聴覚に障害を持つ方々に対するケア」のプロフェッショナルであるはずですが、免許取得後の就職先で聴覚障害に関わる業務は皆無という方々は少なくありません。言語聴覚士の約8割が成人の言語障害、発声発語障害、摂食嚥下障害に携わっている現状からすると、この現象は理解に難くありません。

しかしながら、日本のような超高齢化社会においては、どんな疾患があろうとなかろうと、加齢による難聴からは誰も逃れることはできません。難聴に起因する孤立感は周知のことと思いますが、家族でさえも「聞こえにくさ」に関する理解が乏しいために、益々、難聴者を精神的に追いやってしまいがちです。難聴者に対して、認知症とかうつ病とかのレッテルを貼ったりすることも、頻回に見聞きすることです。近年は適切な聴覚補償・管理が認知症回避につながるという研究も散見するようになりました。しかし、単に補聴器を装用したからと言って明確に聞こえるわけではなく、本人の聴力や聴覚機能にあわせた補聴器の選択・適合およびリハビリテーションが必要です。まさに、オーティコン・アカデミーの根本理念である、「BrainHearing(ブレインヒアリング)と考えます。それらの専門的知識・技能を難聴者に提供してこそ、「ことばときこえのプロフェッショナル」と言えるのではないでしょうか?

言語聴覚士のみならず、本コースは補聴器販売会社に勤めておられる方々にとっても、言語聴覚士を目指す学生にとっても有用と考えます。体系的に勉強したいけど「補聴器のことは知っている」とか「面倒くさい」などと考えていませんか?医療の進歩同様に、補聴機器の進歩も目覚ましいものがあります。本コースは、基礎から応用編まで用意されており、聴覚学の基礎に始まり最新の補聴テクノロジーについてもわかりやすく設定されております。オンラインコースですから、ご自身のスケジュールにあわせて何度でも繰り返し受講することができ、知識を確たるものにするには適していると考えます。

難聴者にとって「ライフチェンジングテクノロジー」とするには、きこえに携わるプロフェッショナルによる適切な介入が必須です。聴覚障害を持つ方々の社会参加を促すために、専門的に学ぶコースをご用意いただき、関係者の皆さま方には深く御礼を申し上げます。

国際医療福祉大学大学院
副大学院長、保健医療学専攻主任
教授 城間 将江

コース詳細

オンラインコースと対面実技コースがあります。
下記のアイコンから各コースの詳細をご覧いただけます。

オーティコン・アカデミーの特長

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1 オーディオロジー(聴覚学)の基本から、補聴器テクノロジーの最新の知見や、補聴器フィッティングの実務に活かせる応用編までを学ぶことできます。
2 日本初導入となる、聴覚リハビリテーションのカウンセリングの専門研究所であるイーダ研究所が作成したコースから、カウンセリングについて学ぶことができます。
3 補聴器のことをよく知らないという方の学習や中堅職員のスキルアップなどにも対応できるよう、豊富なオンライン講座を取り揃え、ご都合の良い時に受講していただけます。また、対面実習での学習も提供しています。

コース修了者特典

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1 イーダ研究所編の修了時にデジタルバッジを授与いたします。
2 基礎編(オーディオロジー知識、技能、テクノロジー/プロダクト)の修了時にデジタル修了書を授与いたします。
3 応用編の修了時にデジタル修了書を授与いたします。
4 実技編の修了時に実技編の修了書を当日授与いたします。
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イーダ研究所のご紹介
イーダ研究所は、1977年デンマークに設立された聴覚ケアを専門に研究する研究所です。研究所の名前は、オーティコン補聴器創業者の後を継いだ2代目、ウィリアムデマントの妻のイーダという名前が由来です。研究所では、「聴覚リハビリテーションにおける ひとを中心に据えたケアの開発と統合」というミッションの下、難聴者とそれを取り巻く家族、そして聴覚ケアの専門家がそれぞれにメリットを得られるよう、さまざまなツールとノウハウの開発をすることを通して、社会貢献を目指しています。

Demantのご紹介
デマントはデンマークに本社を置く、聴覚ヘルスケア分野で世界をリードする企業です。聞こえに悩む人々が周りの世界とつながることをサポートするためのソリューションやサービスを提供しています。その傘下には、補聴器、人工内耳、聴覚検査装置、オーディオソリューション、および聴覚ケアを提供する部門があり、聴覚ヘルスケア分野のあらゆる面において世界約130ヵ国以上で製品やサービスを提供しております。 全デマントグループ約15,000人の従業員と共に人々の聞こえと健康の改善に努め、人生に変化をもたらす革新的なテクノロジーとノウハウの開発を常におこなっています。

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